もう、8日もたってしまった。

最近、自分の思いに反して周りの物事が早く進んでしまって困るんです。(俺を置いて行かないでくれ~。)

 

本当に印象深いコンサートでした。

小林洋子先生と椎名春奈先生に銀河オカリナをいろいろな曲で吹いていただいて江波先生に宣伝もしていただいて(講習会のミニコンサートの時にもたくさん使っていただきました。超感謝です!!)その音を客観的に聴けたことといただいたアドバイスから自分なりに思うところ…

 

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今回小林先生にお渡しした銀河カンパネルラは、息量は中の上くらい。クリアな音、高音の音圧は他のオカリナよりいまひとつのところも。そうすると、やはりアンサンブルでは他のオカリナに負けて通らないかなーという感じの部分もありました。

 ちょっと、かすれているなあ、と今まではじいていた管のほうが、もしかすると広いホールで吹いたりアンサンブルで使ってもらうには良いのかもしれない、と思い直しました。それはそれで、今度からは世に出していこうと思います。クリアなのは標準で。極端なのは対面販売で試奏してもらって売るなど方法を考えたいです。

 あと、息量のことで再考させられました。

 息の量も圧力も少なくて、音程の合う、音量が小さめのオカリナ。

 その人の状況に応じて、そのようなオカリナを使うことは良いことという認識だったのですが、小林先生の力説で少し見方が変わりました。

 高齢者でも ブレストレーニングを積めば、標準の息以上のオカリナでも吹きこなせるようになる。

 私は、どこかその点をあきらめているところがありました。

 

 オカリナはいろいろなものがあって良い。

 初めて吹く人への導入は、その人に合った息の量のオカリナで良い。

 その点は今も変わりませんが、上達してきたら、息の強めのオカリナを勧めてあげるようにしよう。

 やはり、吹き込めて響きのあるオカリナは訴える力がある。そして、ブレストレーニングを積むことは健康にも良い。

 

 しかし、今後も、息の量は少なくても響きの良いオカリナも製作していきたい。

 音量はないけれど気持ちよく響くオカリナ。

 ホールで吹くけどマイクを使うもんね派の方用。室内で少人数の前で演奏する時、生の声の朗読のバック用に、本当に高齢になって吹く力が弱くなったら吹くオカリナ、病気で肺が弱くなっても吹けるオカリナ、

 そんなオカリナも製作していきたい。

 

 ポケットに入ってどこへでも持っていけて、ぱっと吹くことのできるオカリナ。

 演奏の形は人それぞれ。ステージに立って吹くだけではないなあ。

 私自身、いろいろな演奏の形態を考えて、いろいろなオカリナを製作していきたいと思います。

 

 もっといろいろなアドバイスをいただいて考えさせられたのですがまとめきれず…しかし、とても意義のある3日間でした。(もっと早くアップしなさい!!)